タイヤがパンクしたという依頼で、草加市に出動。
現着して、タイヤに目をやると、イヤな予感・・・
パンク修理剤を入れるとホイールがダメになる!?
ビート落ちという状況でパンクしてしまったもよう。
ビート落ちというのは、チューブの入ってないチューブレスタイヤとホイールが、エアーの力で密着して正常なのに対し、空気が甘いコトで、しっかりと密着していなければならないトコロが、外れてしまうトラブル。
これをパンクというのかどうかは定かではないが、その原因はいろいろある。
ただ、そのビート落ちの現象が異様な光景なわけではなく、そのタイヤの中から液体がはみ出ていたコトに対し、嫌な予感がした。
パンク修理剤だ。
この市販のパンク修理剤、少なくとも、なぜ発売されているか、全く不明。
絶対、直らない。
絶対 と言い切ってしまう。
少なくとも原付バイクに使ったトコロで、損をするだけだ。
なぜなら、このパンク修理剤を使ってホイールやエアーバルブがダメになってしまう。
お利口なユーザーは、絶対に使わないで頂きたい。
タイヤ交換の状況はこんな感じで、始末が悪い。
道路も汚すコトになるし、何より、数週間経ってしまった場合、ホイールの中からサビが発生し、ただのタイヤ交換がホイールごと交換なんてコトにもなりかねない。
今回は、このサビを一生懸命落として、追加料金で対応。
決して、お客さんが悪いわけではない。
こんな商品を売っている側が悪い。
消耗品であるタイヤを交換するという行為以外に、どんな状況で使うのか、教えて頂きたいぐらいだ。
何にしても、滞りなく、出張道具のみで新品交換が出来てよかった。