
エンジンストップ修理として、ご依頼を頂くのですが、対応する修理はリフレッシュパックになるケースが最も多いです。
ガッチャは、実績が25年と長く、最初っから、修理データを利用することを前提としていたモノで、統計を持っています。
レッツ4でエンコの場合、どこが原因で、修理内容はどんなんで、修理額はいくらか?が、すべてデータで判断できます。
レッツ4は、ズバリ、お客さまと我々メンテナンスマンのオイル交換タイミングの認識のズレ?がエンジンを壊しているようです。
そして、今回も、オイル交換のタイミングズレがコンディションを落としてしまったようです。


レッツ4で白煙を吹くという状態は、ひじょうに悪い状態です。
エンジンのシリンダー、もしくはピストンリングが減っている、または傷が入っている状態と思って頂いて結構です。
つまり、半分焼き付いている状態なんですね。
その傷から、燃焼室にオイルが入ってしまって、一緒に燃焼しちゃっている証拠なんです。
これが続くと、エンジンオイルが減り、冷却効果と洗浄効果が落ち、クランクが固着しちゃいます。
この症状が出たら、ガッチャでは、エンジン内コーティングを施します。
ある一定の温度に達すると、金属表面に膜を張るような特殊な溶剤をオイルに添加します。
企業秘密?なので、教えられませんが、焼き付いたエンジンも始動してしまうぐらい強力な膜を作る溶剤です。
燃焼室の密閉にも効果があるので、白煙を吹くエンジンの場合は必ず使用しています。


上画像が施工前で白煙を吹いている状態。
下画像がコーティング剤を入れた後の状態。
明らかに白煙は減っていますよね。
つまり、密閉性が確保され、傷が埋まり傾向にあると考えてイイのかも知れませんね。









あとは、ついで交換ということで、タイヤ交換をしました。
フロントタイヤの摩耗は舵取りがかかっていますので、危険回避のためにも、交換は早め早めに済ませるとリスク回避となると思います。
それにキモチイイですからね。

納車時には必ず始動確認して頂き、今後のメンテナンスの仕方を教示させて頂いております。
今回のよーに、白煙を吹くエンジンだと、年間3回のオイル交換は望ましいんです。
3回目標にして、2回でも御の字かと思い、そう伝えさせて頂いています。
通勤で使用していたようで、「助かりましたー!」と感謝のお言葉を頂きました。
レッツ4にお乗りの同様の症状が出ているお客様、お気軽にご相談下さいませ。
今回はありがとうございました。
今回のご依頼:埼玉県川口市 リフレッシュパック+タイヤ交換 23,000円





