今回はリード50/90(AF20/HF05)なんですが、めっきり見なくなりましたね。
このリードの外装外しは、なかなか厄介で、当時はいろいろと難儀したモノです。
ただ、品質はぴかいちなため、しっかりした樹脂パーツが採用されており、変に割れたり傷ついたりということが無かったのはバブってたんでしょーね。
そのためか、いまだに見かけると、しっかり外装がキレイなツヤのある状態のモノが多いですよね。
イイモノを使っているとその分の見返りは必ずある っちゅーことっすな。
このリードのサイドモールカバー、前回外したのですが、もうひとつ、ちょっと小さめのフロントサイドモールカバーというのが残っているので、これを外して行きましょう。
この作業、リード50&リード90 いずれも対応可能。
同じパーツを使っていますので、作業になんら変わりありません。
パーツリストを見てみよう。

パーツリスト名称は、カバー、L、フロアーサイド です。
ステップとアンダーカバーに装着されているパーツです。

まず、前回のリード50/90のサイドモールカバー脱着法 を参考にサイドモールを外すと、このフロントサイドモールが留まる#2プラスネジが見えるので、これを外します。
ネジはワッシャー付きのM5ネジです。

次にマットをめくると、ステップ真上から留まる、アンカークリップ(プラスタイプ)があるので、2本とも、プラスドライバーで緩め、浮いて来たらクリップ外しで引っこ抜きます。

同じくアンカークリップが、車体下部、アンダーカバーと留まっていますので、これを外します。
かなり外しにくい箇所にあるのだが、クリップ外しをうまく使って外す。






まずは、モールカバーを外側に引き出す。
これも変わった装着法をしているのがわかりますよね。
真横からハメるツメを使っているんですよね。

ツメの形状をよーく見ると、フロントカバーと留まるツメは、前方方向にスライドして外すことになります。
このツメの形状に合わせてアクションを起こすと、外装パーツは劇的に外しやすくなります。

これで離脱しました。
こんなちっこいパーツですが、意外としっかりとハマっているので、なかなかの難易度です。
ツメのハマる方向も特殊なんで、画像をよーく見て予習しておいて頂ければ。

ステップの上に載ったビスとクリップの数を見てください。
すごいんですよ、リードは。
ちょっと外装を外そうモノなら、ものすごいネジビスの数になります。
それだけしっかりした車体とも言えますし、めんどくせー車種とも言えます。
でも、令和の時代にこうしたしっかりした国産車ってのは、貴重ですよね。
ではでは。




