DIYはすばらしーコトです。
バイク整備の世界でも、DIYは、大いにけっこー。
でも、自分でイジる場合、壊しちゃうコトだってあります。
そーして経験を増やしていくわけですから、致し方ありません。
シャフトスプラインを修正する
とゆー目にあってしまったお客さまからのご依頼。
ズーマー(AF58)のプーリー交換をしている過程で、どーしてしまったのか、クランクシャフトのスプラインを潰してしまったとのコト。
ぐるぐる、ドライブフェイスが空回りしちゃうわけです。
本来、ベルトをギュっと抑えないとイケないパーツが、ぐるぐると回っちゃうわけですから、エンジンはかかっても、動力が後輪に伝わりませんね。
進みません。
さすがに、現場では出来ない作業なので、お持ち帰りでじっくり見ると・・・
なるほど・・・ ぐるぐるですな。。。
シャフトの山の部分は削れてしまいましたが、谷の部分はあるわけです。
だから、その谷の部分にだけ、しっかりハマっていれば、とりあえず、から滑べりするコトはない とゆー仮定で、ヤスリに丹念に削るコトに。
骨折れる作業とはこのコトです。
地味です。
約20箇所ぐらいでしょーか?全部終わったので、潰れていないドライブフェイスを組み付け、機械でビっと!
やりました!やりましたー!
それでも重たいトラクションのかかるズーマーのRホイール。
ローラーで負荷をかけてみても、滑るコトはありませんでした。
これで、シャフト交換しないで済みました。
単純に2万円浮きましたね。
めっちゃ喜んで頂きました。
今回の修理データ
エリア:埼玉県・越谷市
バイク:ズーマー(AF58)
トラブル:クランクシャフト加工
作業時間:約180分
作業難易度:★★★☆☆