昼間はとっても天気が良くて、気温もぐんぐん上がってくる、こりゃ~残暑っすね。
車に乗ろうとすると、あの夏のイヤな空気が蘇ります。
ただ、その暑さも、カラっとしてて、むしろキモチがイイPカンってのは、こんな日を言うんでしょーね。
コンビニでキーシリンダー交換
ココんトコロ、遠方地区からのお問い合わせが多数あります。
それでも、なるべく地域的にイレギュラーなご依頼は、ブログではUPしないよーにしています。
じゃおれもおれも~ ってなってしまうと大変なので。
今回のご依頼は、国分寺市。
もちろん、営業管轄地域です。
移動距離は、50kmほどですが、平日&夜のタイミングだと、約1時間圏内ですから、読める地域です。
ただし、高速を100%使用しての移動ですから、出張費は高めです。
ケースバイケースですが、基本的に ○千円では、動けない地域なので、勘違いした価値観でのご依頼は勘弁してくださいね。
出張費用を、宅急便の送料ぐらいで考えている若輩もんがたまにおりますので、お電話の時点でフィルタリングしたい気分です。
さて、今回の修理依頼ですが、車種はジョルカブ。
もはや、珍しい原チャリとなってしまいました。
ほんとっ 見ないっすねー
ジョルノというレトロ系バイクがあるんですが、このフォルムを活かして、ギア付きの楽しさをプラスした夢のよーなバイクです。
基本エンジンはカブ系の4サイクルエンジンとなるので、燃費は抜群です。
原付スクーターのステップの位置にロータリーギアレバーを持ってくるとゆー強引さが、とっても粋ですね。
ネーミングだって、ジョルノ と カブ でジョルカブですから、遊んでますよね~
そんなジョルカブですが、もう発売から、もう18年!?
1999年8月4日
50cc 4ストロークスクーター「ジョルカブ」を発売
本田技研工業(株)は、低燃費と粘り強い出力特性で定評のあるスーパーカブの4ストロークエンジンを搭載し、ギアミッション操作が楽しめるファッショナブルスクーター 「ジョルカブ」を8月5日より発売する。
このジョルカブは、おしゃれなスタイリングで若い世代に好評の「ジョルノ」のボディをベースに、「スーパーカブ」のエンジンをリファインして搭載することで、ギア操作による楽しい走りを具現化した新感覚のスクーターである。
燃費は、スクーターで最も低燃費の110km/L(30km/h定地走行テスト値)を実現するとともに、国内新排出ガス規制に適合させている。
フロアの左側に設けたギアチェンジペダルの操作によって、操る楽しさを付加している。ギアチェンジ操作は、スーパーカブと同様のクラッチ操作を必要としない自動遠心式を採用し扱いやすいものとしている。
スタイリングは、ファッショナブルスクーターの定番となっているジョルノを継承し、おしゃれで高級感のあるものとしている。
ホンダ ジョルカブ
● 販売計画台数(国内・年間) 15,000台 ● メーカー希望小売価格 189,000円 (地域希望小売価格の一例:北海道は8,000円高、沖縄は5,000円高。その他一部地域を除く。)
(参考価格。消費税を含まず。)
=ジョルカブの主な特徴= ● スクーターNo.1の低燃費と国内新排出ガス規制に適合した4ストロークエンジン
エンジンは、ロングセラーモデル「スーパーカブ」の空冷・4ストローク50ccを搭載。スクーターNo.1の低燃費110km/L (30km/h定地走行テスト値)を実現するとともに、キャブレターのセッティングなどを見直すことで国内新排出ガス規制に適合させている。また、4ストロークならではの粘り強くなめらかな出力特性と、静粛性に優れたものとしている。● ギアチェンジ操作による楽しい走行フィーリング
クラッチ操作を必要としない自動遠心式の4速リターン形式の採用で、既存のオートマチック・スクーターでは得られない、自ら積極的に操る楽しさを実現している。● スクーター初採用のスイングアーム式リアサスペンション
バネ下重量の軽減に寄与するこの方式は、路面からの衝撃をソフトに吸収し、軽快な走り味を実現するとともに、ジョルカブのデザインのアクセントになっている。○ その他の主な装備 ・ ハーフタイプのヘルメットが収納できるメットインスペース。 ・ 低燃費とあいまって、長い航続距離が可能な4.2Lの燃料タンク。 ・ ニュートラルと4速状態を表示するポジショニングランプをメーターパネル上部に採用。 ○ 車体色
モンツァレッドとシャスタホワイトの2色の設定。「ジョルカブ」とは、ファッショナブルスクーター「ジョルノ」の車体と「スーパーカブ」のエンジンを組み合わせたことによって生まれた名前。
主 要 諸 元
通称名 ジョルカブ 車名・型式 ホンダ BA-AF53 全長×全幅×全高(m) 1.660×0.630×1.015 軸距(m) 1.180 最低地上高(m) 0.110 シート高(m) 0.720 車両重量(kg) 79 乾燥重量(kg) 75 乗車定員(人) 1 最小回転半径(m) 1.8 エンジン型式 AF53E(空冷・4ストロークOHC・単気筒) 総排気量(cm 3 ) 49 内径×行程(mm) 39.0×41.4 圧縮比 10.0 最高出力(PS/rpm) 3.9/7,000 最大トルク(kgm/rpm) 0.41/5,500 燃料消費率(km/L) 110.0(30km/h定地走行テスト値) キャブレター型式 PB3H 始動方式 キック式、セルフ式併設 点火方式 CDI式マグネット点火 潤滑方式 圧送飛沫併用式 燃料タンク容量(L) 4.2 クラッチ形式 湿式多板コイル・スプリング 変速機形式 常時噛合式4段リターン 変速比 1速 3.181 2速 1.705 3速 1.238 4速 0.958 減速比(1次/2次) 4.058/2.357 キャスター(度)/トレール(mm) 26°30′/67 タイヤサイズ 前 80/100-10 46J 後 80/100-10 46J ブレーキ形式 前 機械式リーディングトレーリング 後 機械式リーディングトレーリング 懸架方式 前 ボトム・リンク式 後 スイング・アーム式 フレーム形式 アンダボーン ホンダ・二輪製品ニュース
旧車っすねー
そんなジョルカブをこよなく愛するユーザーからのネット予約で、メインキーシリンダーがイマイチちょーし悪いとゆーご依頼。
これは、中のピンがキーの凹凸がヘタって効かなくなって来ているんですね。
カギの作り直しも悪くない方法ですが、鍵穴のギミックが悪くなって来ているとゆーコトで、今回、メインキーシリンダー交換と致しました。
もちろん、在庫しておりますので、国分寺のミニストップへGO!
現着すると、バイクのそばでお待ちのユーザーに事情を聞き、すぐに作業開始。
フロント周りのパーツをバラしていると、「イジるトコロって初めて見ますー」っと感心されてました。
たしかに、バイク屋さんに預けちゃうと知らない間に直ってますし、オートバックスのオイル交換ルームのよーに、ガラス張りで作業を見れるよーなバイク屋さんはありませんもんね。
バイク屋の作業は、地味ですからね、よくも悪くも。
ライブだと、細かいトコロでちまちまやってるだけで、派手さはないですからね。
以前はリトルカブに乗っていたそーで、ギア付きが楽しくてとゆーコトで、単なる移動手段ではなく、ライドを楽しんでおられる様子は、お話しの中から伝わって来ました。
そんな世間話しをしていると、10分ほどで作業完了です。
エンジン始動確認をして、ハンドルロック確認をして、とってもお喜びでした。
そーこーしていると雨も降り出して来たので、ギリギリセーフでした。
お客様は、ジョルカブに合わせ、赤のバッグ、赤のカッパを来て、颯爽と帰られて行きました。
こーしてバイクを楽しんで乗られるユーザーがめっきり減っていて、久々に、バイクでどっか行ってこんなコトがあって とゆーバイク話しを聞いたよーな気がしました。
愉しめるバイクが減っているのもひとつ。
バイクを愉しめる余裕のある人間が居なくなっているのもひとつ。
やれやれ・・・つまらん時代になって来ましたね。