修理クルーに電話する
ガッチャLINE公式アカウント
LINE登録してお問い合わせ
出張修理ご予約方法がわかる!

ガッチャ・テクニカルブログ

【マニュアル】ジョーカー50/90のでっかいボディカバーを一挙に外してガッツリメンテナンスするぞ! 4.83/5 (6)

ジョーカーのボディカバー外し
ガッチャ・テクニカルサービス
ガッチャ・テクニカルサービス

ネット広報部(大谷っち)

  • Home
  • ブログ
  • 【マニュアル】ジョーカー50/90のでっかいボディカバーを一挙に外してガッツリメンテナンスするぞ!

単車並の品質を備えた、アメリカン風原付バイクが存在しました。

それがジョーカー50/90(AF42/HF09)です。

足廻り、計器類など、まさにその時代のホンダの250ccクラスを同じ品質のパーツを流用されていて、耐久性などはまさに日本に誇るべきモノでした。

メッキ技術ひとつ取ってもスズキヤマハを大きく差があるマネのできない高品質を売りにしていたのが、このジョーカーです。

今思えば、4ストでも復活して欲しい感は否めないのですが、そうしないところにも、このバイクへの思い入れがさらに大きくなるところでもあります。

クロスカブ、モンキーやダックス、CBフォア系やカワサキZ系、スズキの刀なんもそうですが、ちょっと復刻し過ぎて、名車感が薄れましたもんね。

名車をあえて復刻しない選択肢ってのもあると思います。

原付バイクで言えば、このジョーカーやズーク、スカッシュやビートなんか、もう名前を聞いただけでワクワクしますよね。

我々世代が最後のベビーブーム世代であり、この世代が喜ぶモノをメーカーは投入しよーとする気持ちはわかるのですが、過去に振り返り過ぎで新しいモノがなにも生まれていないことに、危機感を覚えています。

復刻ばかりで売上を期待してるようじゃ、もうお終いでしょうね、二輪業界。

さて今回の作業は、この名車、ジョーカーの大きな大きなボディカバー外しをやってみたいと思います。

前回の作業でメットインボックスは外れているので、そこからスタートです。

この個体、テールユニットがもともと破損して無かったので、返って見やすいかも知れません。

ジョーカーのボディカバー外し

真横から見てステップと留まるアンカークリップを外します。

これは左右両側にあります。

ジョルノクレアのバッテリー交換方法

真ん中プッシュタイプです。

押すとフリーになるタイプですね。

ジョーカーのボディカバー外し

後方部、真上から見ると3本の#3プラスネジがあります。

テールユニットがあると見えにくいもんなんですが、ちょうど良かったですね。

ジョーカーのボディカバー外し

次にキャリアを外します。

やはり真上から見て4本の10mmネジを外します。

外側の2本がクロームメッキネジ、メットインボックス内の内側ネジがユニクロメッキネジになります。

ジョーカーのボディカバー外し

ネジが外れたら外側方向にそれぞれを引きます。

つまり、キャリアはボディカバーの穴に突っ込んだ状態で留まっているわけですね。

ジョーカーのボディカバー外し
ジョーカーのボディカバー外し

はい、これで取れました。

次に、シートロックを外します。

ジョーカーのボディカバー外し

ホンダ特有のシートロックがケーブルでボディカバーと繋がっているので、シートロックごと外してしまいます。

ちょっと汚くて見にくいですが、10mmネジ2本を外します。

これでシートロックは外れます。

ジョーカーのボディカバー外し

最後に、テールメッキモール部の奥まったところで、サブフレームに留まる#3プラスネジがありますので、これを外します。

ネジはオフセットしているモノなので、他の部類とはちょっと違うタイプのネジになります。

ジョーカーのボディカバー外し

この個体にはテールユニットはもともと無かったのですが、本来であれば、テールの3極コネクターと、ウィンカーのそれぞれのギボシ端子があるので、引っこ抜いておきましょう。

あとはボディカバーを持ち上げてステップのツメから引っこ抜きます。

ジョーカーのボディカバー外し

かなり大きなパーツになるので、片手だとむずいです。

いつも画像撮りながらなんで、この作業、きっついんですよね。

ジョーカーのボディカバー外し

これでボディカバーが離脱しました。

なかなかの作業でしたね。

しかし、これだけの領域が広がるとかなりのメンテナンスが出来ますね。

今後もガッツリとメンテナンスを進めて行きましょう。

ではでは。

 
 

 

 

今回の記事はどーでした?

New POST

ズーマーXのエアフィルター交換法
アクセルを開けると止まる

【マニュアル】ズーマーXの燃費が落ちて来たと思ったら迷わず!エアクリーナーメンテナンスをしてみよう!

ズーマーX・・・イマイチ売れてないですね。 街中で見かけないですし、ウチにもほっとんど修理に入って来ない ってことは、販売台数がやたら低いことが見受けられます。 タイホンダ製ということもあり、いろいろと日本に合ってない作

Read More »
レッツ4シリーズのウィンカーテール球交換法
ウィンカー点滅がおかしい

【マニュアル】ほんとはめっちゃシビアな!レッツ4シリーズのFRウィンカー球&テール球の交換法

コンパクトスクーターの代名詞でもあるレッツ4ですが、やはり、おばちゃんたちに人気です。 大きなカゴを前と後ろにくっつけて、スーパーに所狭しと並んでいるのを見ると、やっぱり乗りやすいんだなー と思います。 わたしは常々ユー

Read More »
タクト2スト

【マニュアル】トラッドタクト・スタンドアップタクト(AF24)のプラスドライバー一本で出来る!フロントカバー脱着法

このタクトも売れたんですよねー スタンドアップタクトという俗称もあります。 スタンドにモーターが付いており、キーを回すと、モーターの力で車体を持ち上げセンタースタンドをしてくれる装備です。 グレード別で、全車標準ではない

Read More »
プラグキャップの不具合でエンスト
BJ

【マニュアル】エンストの原因がプラグキャップとは!エンジン不動時に絶対確認すべきプラグキャップ浮き

今回は、全車種に起こりうるトラブル。 プラグキャップがパッカパカになってしまった時の、プラグキャップ交換法をやってみたいと思います。 このトラブル、環境性によって、だいぶ変わります。 起こりやすい状況もあれば、一生起こら

Read More »
アドレスV100のエアクリメンテ
アクセルを開けると止まる

【マニュアル】コツひとつで劇的にやりやすくなる!アドレスV100のエアクリーナーを外してエレメント交換する方法

今回紹介するアドレスV100ですが、なにがやりにくいって、一番厄介なのがエアクリーナーから、キャブに繋がる作業ではないでしょうか。 2ストのキャブ車ですから、ちょっと調子を落とすとキャブレター洗浄をする必要に見舞われます

Read More »
レッツⅡのバッテリー交換法
ZZ

【マニュアル】面倒なキックスタータはもう不要!レッツⅡ・ZZをキュルルン!セル一発始動のバッテリー交換法

キックで一生懸命スターティングしているユーザーを見かけるのですが、セルでエンジンを掛ける方が数倍楽ちんですよね。 聞いてみれば、「セル効かなくなったんでキックしてます」とお答えを頂きます。 欠落した機能(故障)を解決をし

Read More »
ライブディオのマフラー外し法
エンジンがかからない

【マニュアル】ライブディオシリーズ(AF34/35)のマフラー脱着法とマフラー詰まり判断方法

今でこそ、4サイクルエンジンを積んだ原付バイクしか存在しないので、マフラーが詰まってしまってエンジン不動・・・やら、MAXスピードが出ない などと言うようなトラブル自体も存在しなくなりました。 4スト原付バイクのマフラー

Read More »
アクシストリートのメットインボックス脱着法
アクシストリート125

【マニュアル】アクシストリート(SE53J)の5分で完了する!メットインボックス脱着法をレクチャー

今回のマニュアルは、原付二種のアクシストリート125(SE53J)のメットインボックス外しをやってみたいと思います。 テクニカルブログも各車種の外装パーツ外しだけでも、かなりの記事数になりましたね。 メンテナンスは、まず

Read More »

Popular POST

blog calender

2023年9月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
アーカイブ

Keyword