ジョグの2ストで最終型でもある、SA16Jジョグは、リモコンジョグという俗称で親しまれている。
すべてのグレードにリモコンが付属しているわけではないが、それを売りにしていたので、そうした愛称となったわけだ。
わかりやすいので、ガッチャでもそう呼ぶことにしている。
車のキーレスエントリーほど進んでおらず、シート開けたり防犯シャッターを閉めたり、それぐらいしかできない。
今回、このリモジョグが入庫したのだが、メーターがとんでもないことになっている。
それを交換しなければならない案件であったので、イイ機会なのでマニュアル化してみたいと思う。
そのメーターカバー交換するための過程で、ヘッドライトアッパーカバーを外すことになるので、まずはその作業工程だ。
SA16のジョグは、グレード的には、ジョグ、ジョグC、ジョグZRとあるのだが、どれも作業的には一緒です。
ZRと言われたり、エボリューションと言われたりしているのだが、2種類あるわけじゃなく、ヤマハが単にカッコ良かったから、ま、キャッチコピー的に付けていた俗称であって、グレード名ではない。
とりあえず、そのメーターを見てみよう。

あのね、しょーじき、なんも見えません。
走行距離どころか、今の時速もわかんねーぐらい曇ってしまっています。
こりゃいったいどーゆーこっちゃ!?
経年劣化でもこーなるかな???
特殊な事情だったかも知れませんが、もし、ご覧のユーザーで、同じような症状があったならば、今回のメーターカバー交換レクチャーは、参考にして頂きたいと思います。
今回は、ヘッドライトアッパーカバー外しをやりますね。

インナー側から見て、2本の#2プラスビスを外します。

次に首廻り。
左右両側に、アンカークリップが留まっています。
プラスタイプなんで、少しドライバーで反時計回りに緩めれば浮いて来ます。

浮いて来たら、引っ張って外します。
左右両側やってください。

あとはツメだけです。
首廻りを外して行きます。

メーター辺りは、少しずつ浮かして行くと、ツメが数か所見えて来るので、それを意識しながら外してみよう。

メーターの前部辺りに2箇所、大きなポッチがあるので、これが外れてしまえば、一気に離脱するだろう。

あとはヘッドライトユニットに留まるコネクターだ。






白いほうがヘッドライトの3極コネクター。
青いほうがウィンカーユニットのコネクターだ。

これで離脱しました。

なんかフロントカバーも塗装たただれてますね。
なんか酸性的な成分の入った液体が毎日被るような環境にあったのかも知れませんね。
どんな危険な駐輪場やねん!
いずれにしても、メーターが見えないのは違反になるかもなので、キレイに交換したいと思っています。
次回は、ハンドルカバーを外して、メーターにアクセスしてみたいと思います。
ではでは。




