今回作業する、このアドレス110(CF11A)ですが、当時の原付二種として、かなりイイ線行っておりました。
いわゆるクルーザー系スクーターに位置しており、より長い距離を走るのに適したライディングポジションが、今のPCXなどに通ずるモノがあります。
言ってみれば、リード100やスペイシー100とは違う路線でしたよね。
その独特なデザインから、ファンは多くおり、いまだにそのスタイリングは通用するモノでもあります。
画像見ても古くないもんね。
現状販売されているアドレス125やアヴェニス125なんかに比べても、全然売れる要素を含んでいると思います。
さて、今回はリア廻りで大きくカバーリングするボディカバーを外して行こうと思います。

これは初期型モデルのパーツリストです。
ボディカバーは、パーツ名称が「カバー、アッパ」となっていますが、とんちんかんな名称付けやがって と思いません?
「アッパ」っていっぱいあるやん!誰にでも部位がわかるよーにネーミングせーや! って思います。
とゆーことで、このパーツ名称は誰がなんと言おうと「ボディカバー」に決まってんだろ!という考えのもと、ガッチャは貫き通します。

前回、サイドモールカバーを外した中に、ボディカバーとステップ、ボディカバーとアンダーカバーを留める#2プラスビスがあるので、これを合計2本外します。
ちなみに、前方に見える電装パーツがレギュレターです。


タンデムステップを開くと、隠したアンカークリップがあります。
これはプッシュタイプなので、真ん中のぽっちを押すとフリーになります。






次に、ステップボードと留まる#2プラスビスだが、反対側も外します。

マフラー付近にも、アンダーカバーと留まる#2プラスビスがあります。
反対側も外します。


さらに、アシストグリップ奥に5mm六角ネジが2本留まっているので、これを外します。

このアシストグリップは、車体左側のみしか付いていません。

あとは、アンダーカバーをボディカバーから剥がします。
これも両側やっておきましょう。

ボディカバーとステップボードの接点は、外側に剥がすように外すとすんなり行きます。

あとは後方にズラすように大きなボディカバーを動かします。


テールユニットの9極コネクターを外します。

これで離脱しました。
テール廻りは一切、ネジ類が留まっていないことがわかりましたね。

裸にしてみると、こんな感じです。
さほど重要パーツは存在しないのですが、シートロック廻りの不具合には対応できそうですね。
あとはオイルタンクの強引な形状設計がびっくりですね。
センサーはかなりステップ側にあるので、オイル漏れなどは、外部からわかりにくいかも知れません。
次はステップですかね。
ではでは。




