すっかり秋ですね。
バイクの季節って、実は、夏ではなく秋なんです。
すこーし朝晩肌寒くなってくると、バイク修理のお電話がガンガン鳴ります。
エンコVOXを徹底的に直す
忙しいのは何よりですが、スタッフは居るモノの、受付は、絶対に店長の仕事。
カラダがひとつしか無いモノで、いつも、土日はバッティングしたお客様に申し訳なく思っております。
今回の仕事は、エンコ案件。
つまり、引き上げをして、川口工場にて徹底的に仕上げて行きます。
工場も、この季節は、いっぱい。
どっからどー片付けて行こーか・・・なんて、贅沢な悩みがあります。
足立区のVOXユーザーからのご依頼でしたが、乗っていなかった期間が長く、セルも使えない状況。
インジェクション異常でなければイイが・・・と神頼みをして、作業開始。
もちろん、こうして内勤作業をしている間でも、作業中は、お電話を取りません。
そんな、ケータイ片手に話しながら直してるヤツに仕事頼みたいですか?
電話受付も大事な仕事ですが、新たな仕事を受けるよりも、今、目の前の受けた仕事を完璧にやる方をガッチャは優先します。
メカニックマンとして動いている時は、徹底してメカニックマンにならないと、必ず、ニアミスをするコトとなります。
ショップ経営者とは、広報・営業・接客・整備・配送・精算・経理とすべてをやらなければなりません。
マルチタスクを遂行するタメには、メリハリを付けて仕事をしなければならないのです。
電話が繋がらないユーザーの方、ごめんなさい。
そーゆーコトなんです。
作業は、プラグ交換から。
もちろん、燃料が噴射しているコトは、確認済みですが、やはり、原チャリのプラグは傷んでますね。
新品交換し、アイドリングも安定しました。
マフラーが社外になっておりますので、なんだか勇ましい音がしますね。
空気圧もOK。
あ!そーだ!
もし、メーカーオプションのサイドスタンドが装着されている場合は、この場所もチェックが必要です。
サイドスタンドには、飛び出し防止の安全装置がついています。
時折、この安全装置の接触が悪くて、セルが効かないってケースも見受けられるので、装着されている場合は、シールグリスを徹底しています。
今、起きている不具合もさるコトながら、今後起こりうるであろうコトにも気を使いたいですね。
あとは、スチーム洗浄をしますが、VOXでは、特に給油口を掃除するのがポイント。
ここは、ゴミが溜まりやすい箇所でもあり、ガッチャでは、燃料周りのメンテナンスは、万病に効くと思っております。
ただね・・・ この場所の燃料タンクは、水没に弱いのです。
ホンダ車にも言えるコトですが、今後、温暖化が進むと、スーパー台風が本土に上陸するコトにもなるので、大雨対策は、ユーザー自身でやる必要性があります。
今後、原チャリの水没対策の特集記事でも書いてみよーかと思っています。
そして、本日、無事納車。
今回はありがとーございました。