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レッツ4がピニオンギア不良でセル不調
さっきまでエンジンがすんなりかかっていたのに、突然エンジンがかからなくなった。
とのご依頼のさいたま市中央区のレッツ4ユーザーからのお電話です。
オイル交換はつい先日やった。
ピニオンギアを清掃
変な音もしなかった。
でも、なんかセルは回るんですが、エンジンがかからなくなってしまった。
表現も難しいとは思いますが、お電話の内容では、セルが元気よく回っていると過程して、消耗品程度の交換かな~
と思って部品をご用意して行きました。
現着して、マンションの駐輪場横で作業。
雨もちらほら降って来たので、ココは、慎重に、かつ、素早く作業を遂行しなければなりません。
まずは、セルを試してみると・・・ クゥクゥクゥ・・・っと、弱め。
セルが弱い!
しょーじき、セルの回り方が悪ければ、バッテリーも用意して来たのですが、それにしても、セル音がおかしい。
クランクケースの中で異音がするので、開けてみると、ベルトは大丈夫。
張りもひび割れも見受けられないし、伸びている様子も見受けられない。
セルモーターは悪い音がしていてないので、ピニオンギアを見てみると、どーも動きが悪い。
ベルトカスなどが詰まって動きが悪くなっているわけですね。
掃除をして、注油すると、かなり動きが復活したので、これはこれでOK。
さらに、フィルターを確認すると、かなりの汚れ。
どーも、エアクリーナーボックスの中にも水しぶきが入っているので、ゴミとほこりと湿気で、ネバネバ状態です。
もちろん、新品交換をして、かつ、プラグ交換をしました。
これで、セルに挑戦するも、やはり、かなり、ピニオンギアが不調な状態でセルを回していた様子で、電圧が下がってしまっているよーです。
そこで、キック始動を試すと、すんなり始動。
ブルン!ブルン!っと空ぶかしをすると、けっこーな黒煙が出てきたので、バルブ辺りもかなり汚れているのでしょーね。
ユーザーさんは、キック始動が初めて とゆーコトで、キックの仕方を始動して、エンジンをかけて頂きました。
すると、「へー キックってブレーキ不要なんですねー」と驚きの様子。
そーなんです。
キックで始動する時は、ブレーキを握らなくてもOKなんす。
特に女性の方には、キック始動はハードルが高いとは思いますが、いっそハンドルから手を話して、右手でキャリアを握り、右足でヒョイって下に蹴り落として下さい。
すると、体重がキックレバーにかかりやすいですから。
コツは、ハンドルを手で握らないってコト。
左手は手放しで、右手はキャリアを持つ。
これで、エンジンをキック始動させやすいですよ。